2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

月組『月の燈影』をみた②

二幕いきます。 第二幕 第十一場 川向う・深川富岡八幡宮の境内 初演にはなかった、5年前の祭禮で淀辰の下にいた頃の幸蔵が木遣り歌を歌うシーンが追加されているのだけど、主演の見せ場としてだけではなくて、お勝の弟としての幸蔵の人物像、川向うに流れて…

月組『月の燈影』をみた①

"川開きのお花火と同じさ 瞬く間に消えちまったとしても 剛気で眩くって 瞼に焼き付いて離れやしない" ラストシーンの喜の字の台詞を何度でも噛み締めたくなるような、一生忘れられない作品になりました。 宝塚を観劇し始めてから初めて、ひとりのスターさん…