自分を見ること ー『Golden Dead Schiele』をみて

まだバウホール公演の余韻の中に漂い続けている。次の大劇場公演はトップコンビの退団公演でもあり、初舞台公演でもあり…きっとまた新しい気持ちが心と頭の少ないキャパシティーを埋めてしまうだろうから、この余韻を少しでも言葉にしておきたいと、初日直前…

月組『Golden Dead Schiele』をみた

観劇中に感じていたことを忘れたくないだけの、わたしのための脳直メモです。 第1幕 第1場 遺されたアトリエ ・開演アナウンスだけでぐっときてしまう。客席のこちらの集中力を高めてくれるような落ち着いた声色。 ・『死と乙女』の背景みたいなセット、線描…

月組『月の燈影』をみた②

二幕いきます。 第二幕 第十一場 川向う・深川富岡八幡宮の境内 初演にはなかった、5年前の祭禮で淀辰の下にいた頃の幸蔵が木遣り歌を歌うシーンが追加されているのだけど、主演の見せ場としてだけではなくて、お勝の弟としての幸蔵の人物像、川向うに流れて…

月組『月の燈影』をみた①

"川開きのお花火と同じさ 瞬く間に消えちまったとしても 剛気で眩くって 瞼に焼き付いて離れやしない" ラストシーンの喜の字の台詞を何度でも噛み締めたくなるような、一生忘れられない作品になりました。 宝塚を観劇し始めてから初めて、ひとりのスターさん…

月組『ELPIDIO』をみた

初日あたりに観たときは、反戦、フェミニズム、ノブレス・オブリージュ、弱者救済、家族愛などなどの謝先生の込めたいだろうメッセージが記号的に感じなくもなく、 とくに労働者のフランシスコ(彩音星凪さん)たちが"黒衣の弱者"というコロス役を兼任している…

月組『グレート・ギャツビー 』新人公演をみた

”彼は文字どおり光り輝いていたのだ。歓喜の言葉も身振りもなかったものの、新たに生じた幸福感が彼の身中から光線となって発し、その狭い部屋にまばゆく充満していた。" 『グレート・ギャツビー』スコット・フィッツ・ジェラルド / 村上春樹 訳 / 中央公論…

12/1丸の内キャリア塾 メモ書き写し

12月1日、早霧さんの丸の内キャリア塾スペシャルセミナーに参加しました。 安定の竹下さんの司会進行のもと、柔らかにほがらかに冷静に話す早霧さんと夢乃さんを見つめながら、このひとから放たれるすべてから、受け取ることができること、感じること、考え…

早霧さんのす(て)きなとこ

Sagiri Seina Special DVD Boxを買いました。メインコンテンツのDisk1については衝撃が深すぎて、1ヶ月以上経った今でも言葉として表現することができない… こんなに可愛くて綺麗でおもしろくていやらしくてなお美しい姿を拝見してしまって、 とにかく何かに…

星逢一夜@大劇場

初日開けてすぐの土日と、8月の初めの土日に観劇。 舞台を観るたびに、頭の中で反芻するたびに、いろいろなことに気づいたり感じ方が変わったりして うまく感想としてまとめることができずにいる。 なので、自分のつぶやきからこの1ヶ月を振り返りつつ、す…

星影の人

念願の!博多座に!行ってまいりました。「星影の人」は、彩吹さんに恋していたころ 友達に水さん全国ツアー版を録画してもらい、 台詞を覚えるほどに繰り返し観ていた大すきな作品で このたび生で、しかも早霧さんで観ることができて、感無量です。。ようや…

ルパン三世(+ファンシー・ガイ!) 男らしさとは

大劇場公演の初日に行ってまいりました。うつくしいひとの、うつくしい舞台人生の、特別な姿を観ることができて ほんとうにありがたい思いでいっぱいになった。 黄金色の光のなか、黒燕尾を着て、大階段にひとり立つ姿のうつくしさに泣く。でもルパンを観て…

伯爵令嬢 愛おしすぎる世界

千秋楽を観る前に。初日と次の日曜日と、2回観ることができましたが こんなにも感じ考えたことを記し残したくて、 こんなにも言葉にまとめられない舞台は初めて。 一日中、抱えたままの作品や早霧さんへのおもいが心を占めすぎてつらいほどです でも幸福感で…

ベルサイユのばら フェルゼン編

224年前の今日はオスカルとアンドレが結ばれた日です。 そんな歴史的事実はないけども。そんなわけで観てきちゃいました。やっぱりつまんない脚本、ってどうしても思うんだけど 3回観て、観る度に進化した舞台を見せてくれる出演者の方にはほんと感心します…

ベルサイユのばら フェルゼン編

どうしてもがまんできず、初日行ってきちゃいました。研究室を抜け出して。こっそり。 はー観れてよかったー。久しぶりの雪組さんがうれしくて!しあわせ! それに、ほんとにみなさん熱演でした。 すみずみまで、揺れ動く表情があるお芝居。 やっぱりわたし…

建築家とは何か 堀口捨己・神代雄一郎展

建築家とは何か 堀口捨己・神代雄一郎展 ご両方ともだいぶ勉強不足なわたしですが... 勝手に、すごく興奮した展示! 「岡田邸」って、軸組まで工事が終わったとことから堀口さんが手を加えたものだったなんて知らなかった。 構造上のプランニングに寄らず、…

カリフォルニア・デザイン / 中村好文展

カリフォルニア・デザイン1930-1965; モダン・リビングの起源 ミュシャ展のあと、すでにお腹いっぱい、こころいっぱいな状態でみた。でも軽やかで楽しい展示だったので、楽しめました。 「グッド・ライフ」を掲げて、純粋に、大衆の生活の質を上げようと奮闘…

マリオ・ジャコメッリ写真展

「白、それは虚無。黒、それは傷跡。」 なんて詩的な写真なんだろう。 とずっと思ってたけど、 ほんとに詩人さんでもあったのね。 これまた恥ずかしながら知らなかった。写真美術館の前回の展示も行ったはずなのに。。あ、写真の方はとっても覚えていました…

ミュシャ展

今月はとってもいい展示に沢山出会えています。いろいろ感じたり考えさせられたので、書き留めておきたい。まずはミュシャ展。 入場時はあまりの人の多さに、見る気力を奪われる。 なのでパリ時代のポスターやパッケージデザインはさらっと。だけど、だんだ…

かみさまのいるところ

とある機関のパンフレットをつくるお仕事中です。理系にこそ哲学と、それに基づく創造性が必要だ、ということで、 デザインのコンセプトは文明の樹。むずかしい。参考にと渡された 『木が人になり、人が木になる。 アニミズムと今日』岩田慶治 を読んでいて…

宝塚ジャポニズム/めぐり合いは再び2nd/エトワール ド タカラヅカ

久しぶりに星組さんみてきました。 ジャポニズム、わたしはけっこうすきです。もはや現代アートなのかもと思ってみるとなかなか興味深い…よ? もうちょっといろいろ揃ってるとアートの域だよ、おしい! お芝居はちょっとついてけなかった。前の見てるけども…

双曲線上のカルテ DVD

やっと見ました。 いやーフェルナンド先生美しい!ひとつひとつの表情が泣けるほどきれい 観劇したときはそうでもなかったのに2幕始めの雨のシーンを見てたら胸がぎゅーっとせつなさでいっぱいになった 求めたり 離したり すれ違ったりフェルナンド先生はク…

プレゼント

ペンケースをなくしてしまった先輩の誕生日プレゼントにあたらしいペンケースをあげました。 渡したときはそんなに嬉しそうじゃなくてだけど後で別の先輩に「いいでしょ」って言っているのを背中で聞いてすごく嬉しかった!しみじみと嬉しかった。 ツンデレ…

仁/GOLD SPARK

宝塚に行ってきました。 あー心から雪組さんだいすきだー仁もショーも、愛に溢れたすてきな舞台でした 以下つらつらと... 舞台の隅から隅まで、みんなが江戸のまちに生きていて、感動した...ひとりひとり語りたいくらいだよ...! 龍馬さんがただただかわいい…

日本酒

おいしいお酒とごはん これ以上のしあわせがあるだろうかーーー! 一途になりたい今日このごろ。

箱根に

行ってきました。 日帰りで。 5時出発のおかげで くっきり富士山や、朝の心地よい空気を味わえました。 遊びに行ったのではないけど。 気を引き締めなきゃ と思いつつ、 久しぶりのお家ごはん。 さんまやかぼちゃ、巨峰を食べて だらだら夜を過ごしてしまっ…